「甲状腺」はのど仏のちょうど下の方にあって、首の前方に位置する臓器です。
とはいっても、どのような働きをしているか、なかなかぱっと理解できないと思います。
ここでは甲状腺から分泌されるホルモンのこと、甲状腺が原因で起こる病気の種類などをご紹介しています。
甲状腺の病気のことや原因を理解するためにも、甲状腺についてよく知っておきましょう。
甲状腺ってどんなもの?役割などを把握する。
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンについて
甲状腺の病気について
甲状腺が腫れたり、何らかの異常があったり、気になる症状がある場合は病気で検査を受けましょう。
気になる検査の内容は下のような流れで行われるのが一般的。
[主な甲状腺の検査]
まずは問診・触診で確かめられ、
病気の状態を把握します。
>>問診・触診について
機能検査では、甲状腺のホルモンの分泌状態から
機能に異常がないか調べる甲状腺ホルモン検査や、
放射性ヨード摂取率検査などが行われます。
腫れやしこりを精密に検査する際は、
超音波検査やCT検査、MRI検査等で
細かな変化を見極めることができます。
バセドウ病や橋本病に関しては
抗体検査を用いて診断することができます。
[甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病]
バセドウ病は甲状腺ホルモンの過剰分泌によって、身体に影響を及ぼす様々な症状を引き起こします。原因はよくわかっていませんが若い女性に起きやすいことが分かっていて、男女比率でみるとなんと女性の方が80%を占める病気です。
ここではバセドウ病の症状や検査、治療法などを詳しくご紹介しています。
[甲状腺ホルモンの分泌が減少する橋本病]
バセドウ病とは逆に何らかの原因で甲状腺ホルモンの分泌が減少する病気が橋本病です。橋本病も女性の方が圧倒的に多く、20代後半から40代の方に多いと言われています。
甲状腺に慢性的な症が起きるため、別名「慢性甲状腺炎」とも呼ばれます。
[甲状腺機能に関するその他の病気]
代表的な病気は『バセドウ病』と『橋本病』ですが、
それ以外にも甲状腺機能の影響で起こる以下のような病気があります。
それぞれ特徴や症状、治療等を詳しくご紹介しています。
Copyright(c) 甲状腺最新ガイド All rights reserved .