甲状腺最新ガイドトップ > 甲状腺について甲状腺ホルモンの調節や分泌

甲状腺ホルモンの調節や分泌

甲状腺ホルモンは過剰に分泌されると(亢進)、全身の代謝が高まり、「脈拍が早くなる(頻脈)」「動悸・息切れがする」「手が震える」「痩せていく」など様々な症状が現れます。
逆に、甲状腺ホルモンの分泌が少なくなってしまうと(低下)、代謝が低下するため、「疲れやすくなる」「体温が低くなる・寒がる」「倦怠感・脱力感」「意欲が無くなるなど精神的にうつ状態になる」などの症状がみられます。

つまり甲状腺ホルモンが過剰、低下のどちらかに傾いてしまうと心身のバランスがくずれ、健康な生活が営めなくなってしまうのです。では、甲状腺ホルモンを一定の量・濃度で保つに、どのような調節がおこなわれているのか、次項で説明します。

甲状腺ホルモンの分泌量は脳で調節されている

甲状腺ホルモンは脳の「下垂体(かすいたい)」から出される「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」によって一定の量、濃度に調節さています。
甲状腺ホルモン量が低下すると、脳の「下垂体」から「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」が分泌され、甲状腺は濾胞腔に蓄えた甲状腺ホルモンを血液中に分泌し、不足分を補おうとします。
逆に甲状腺ホルモン濃度が高くなると、下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモンが減少し、甲状腺ホルモンの生成・分泌が抑えられるのです。

甲状腺刺激ホルモンのフィードバック機構

甲状腺刺激ホルモンで甲状腺をコントロールしている下垂体もまた、同じ脳の「視床下部(ししょうかぶ)」によってそのはたらきをコントロールされています。
視床下部は甲状腺ホルモンが少ない場合、「甲状腺ホルモン放出ホルモン(TRH)」を下垂体へ放出し、甲状腺刺激ホルモンを分泌するように促します。また、甲状腺ホルモンが直接下垂体にはたらいて甲状腺刺激ホルモンの分泌をコントロールする場合もあります。

この調節の仕組みは「甲状腺刺激ホルモンのフィードバック機構」といい、このシステムによって血液中の甲状腺ホルモンの濃度・量が一定に保たれているのです。

スポンサードリンク

甲状腺ホルモンの調節や分泌は以下のカテゴリに属しています。

HOME
甲状腺について知ろう
甲状腺の病気って
甲状腺の腫瘍のあれこれ
当サイトについて

Copyright(c) 甲状腺最新ガイド All rights reserved .