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シンチグラム検査

甲状腺の形・大きさの確認に有効な検査

放射線ヨード摂取率の検査では、放射線ヨードを服用したあと、ヨードがどの部分に分布しているのかを、特殊な機会で撮影する検査があります。この検査を「シンチグラム検査(甲状腺アイソトープ検査)」といいます。

シンチグラム検査ではヨードがどの部分に取り込まれているのかだけ確認するのわけではなく、甲状腺の大きさの変化や、形状の異常も確認できるので、甲状腺治療においてさまざまな診断に活用することができます。

検査方法

シンチグラム検査では、放射線ヨードが発するガンマ線(γ線)を、シンチカメラ(シンチスキャナー)という特殊な機械で撮影し画像に残します。映し出された画像では、放射線ヨードを多く取り込んでいる部分ほど黒く濃く写ります。
シンチカメラで撮影するのは、ヨード服用から24時間ほど経過してからとなります。

ヨードをたくさん必要とするバセドウ病の場合、甲状腺の肥大もあるため、両葉の形がしっかり確認でるほど、濃い黒で写し出されます。逆にあまりヨードを必要とせず、放射線ヨードの摂取率が低い橋本病では、写し出される甲状腺は不明瞭になります。

難点の多い検査

最近では、超音波(エコー)など他の画像撮影機器の技術が飛躍的な進歩を見せていることや、検査費用が高いこともあって、放射性ヨード摂取率、シンチグラム検査を通常検査として使用する例は少なくなっています。

費用が高い、検査に時間がかかる、放射性物質を使用するため妊婦・授乳婦には使えないこと、特殊な施設が必要であることなど難点が多い検査でもありますが、濾胞がんや悪性リンパ腫などの診断、甲状腺腫瘍の良性・悪戦の判断、転移性甲状腺腫瘍の探索には現在であっても十分に活用価値がある検査方法といえます。

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