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抗ペルオキシダーゼ抗体検査(TPOAb)

初期の橋本病も診断できる検査方法

自己抗体検査には「抗サイログロブリン抗体検査(TgAb)」、「抗ペルオキシダーゼ抗体検査(TPOAb)」、「TSH受容体抗体検査(TRAb)」の三種類がありますが、そのうち橋本病の診断に活用されるのは「抗サイログロブリン抗体検査(TgAb)」と「抗ペルオキシターゼ抗体検査(TPOAb」の二種類です。この検査が用いられる理由は、橋本病を発病している方に強い陽性反応がでるためです。

ペルオキシダーゼとは

ペルオキシダーゼとは過酸化水素を用いて、物質の酸化反応の速度を変化させる酵素です。
物質が酸素と結びつく生体内酸化還元反応の過程で生じる、過酸化水素を除去するという役割を担っていいます。なお、甲状腺では甲状腺ホルモンが生成される際の仲立ちとなる酵素物質です。
抗ペルオキシターゼ抗体(TPOAb)は、このペルオキシターゼを抗体(攻撃目標)とみなされつくられる抗体です。

この抗ペルオキシダーゼ抗体検査(TPOAb)と「抗サイログロブリン抗体検査(TgAb)」 を使う検査は、症状がわずかであったり、超音波検査でも異常が見られないような、ごく初期の橋本病でもとらえることができるほどの感度をもっています。

検査基準値について

抗ペルオキシダーゼ抗体検査(TPOAb)における基準値も、検査方法によって若干の違いがあります。抗体の放射能強度を測定するRIA法では、0.3U/l未満。酵素を標識物とするEIA法だと13.6IU/ml未満。抗体をコーティングしたラテックス粒子を用い、抗原物質を検出する凝集法では抗サイログロブリン検査抗体検査と同じく100倍未満となっています。

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