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バセドウ病の検査について

バセドウ病は発病してからある程度の時間が経過していれば、症状がはっきり出てくるので問診と触診だけでも診断できる病気です。ただし、発病後まもなくであったり、症状がはっきりしない場合には、詳しい検査が必要となります。

血液検査

採血によって血液中の甲状腺ホルモンの量を測定し過剰かどうかを調べます。
甲状腺ホルモンにはサイロキシン(T4)と、トリヨードサイロニン(T3)があり、血液中に分泌されると、ほとんどはたんぱく質と結合します。しかし、甲状腺ホルモンの働きをするのはたんぱく質と結合しない0.5%分です。このたんぱく質と結合しないホルモンを、「フリーサイロキシン(FT4)」と、「フリートリヨードサイロニン(FT3)」といいます。

正常な人の場合、FT4・FT3の血中濃度は一定なので、検査の結果、数値が高ければ甲状腺機能が亢進している、つまりバセドウ病という診断がくだされることになります。

TSH受動体抗体検査

また、同時におこなわれるのが、「TSH受動体抗体検査」です。
ホルモンの分泌を促すのは甲状腺刺激ホルモン(TSH)ですが、ホルモンの血中濃度が高くなると、刺激する必要がなくなるので、TSHの分泌は抑えられます。つまり、この数値が低下していればバセドウ病の疑いがあることになります。
2つの検査を同時におこなうことで、バセドウ病かの確証をつかみます。

放射線ヨード摂取率検査

血液検査でも確証が得られない場合、「放射線ヨード摂取率検査」をおこないます。
この検査は、放射線ヨードを服用し、一定時間後にどれだけヨードが摂取されているかを測定します。これは放射線ヨードが甲状腺に取り込まれやすい性質を利用したものです。
なお、バセドウ病の場合には摂取率が高い数値を示します。

検査の併用が的確な診断につながる

これ以外にも甲状腺腫の状態を見る超音波(エコー)検査が行われる場合もありますが、基本的にはこの3つの検査結果をもとにして、バセドウ病の診断と治療方針が決定されていきます。

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