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バセドウ病の治療(薬物療法)

治療法は3種類

バセドウ病の治療では甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑えるのが治療の原則になります。その際、採用される治療方法は「薬物療法」「アイソトープ治療」「手術療法」の3つです。

通常であれば、薬物療法が第一選択肢として採用されます。薬物療法では、ホルモンが過剰につくられないように、合成を抑える薬「抗甲状腺薬」を服用します。

抗甲状腺薬について

抗甲状腺薬はチアマゾール(メルカゾール)と、プロピルチオウラシル(チウラジール、プロパシール)の2つ使用されます。いずれもヨードが甲状腺ホルモンの原料になるのを抑えるはたらきをします。

2種類に大きな違いはありませんが、チアマゾール(メルカゾール)方が短期間で効果が実感でき、副作用もやや少なめです。また、副作用により抗甲状腺薬が使えない、ホルモン濃度を急速に減らす必要があるなどの理由で、ヨード剤(ヨウ化カリウム液)を使用する場合もあります。

薬の処方から寛解まで

使い始めについては、ホルモン分泌量をできるだけ早く抑制するために、十分な量の抗甲状腺薬を服用します。その後は状態をみながら減量し、一定量を一定時間服用する方法をとります。

一般的な服用の量はチアマジールの場合では、FT4の数値が5ng/dl以下なら一日15mg、それ以上であれば30mgをホルモン濃度の改善がみられるまで続けます。改善がみられるまでの期間は個人差がありますが、約1ヶ月ほどで、長引く人でも3ヶ月ぐらいです。
その後ゆっくりと減量していき、2〜5年ほどで薬をのまなくていいい状態の「寛解」となります。

薬物療法の利点と欠点

薬物療法の利点は、甲状腺機能が低下しても薬を止めるか、減量することで正常に戻すことができる点です。逆に欠点としては、薬を飲まなくていい寛解まで時間を要すること、服用期間が人によって違い、期間の予測が立たない点です。また、自分勝手に服用をやめた人の60%に、症状の再熱が見られます。

抗甲状腺薬は非常に効果が高く、症状の軽減は早期に訪れますが、軽くなったからと油断せず、医師の指示をしっかり守る事が重要です。

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