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アイソトープ治療の注意点

アイソトー治療は行えない場合もある

アイソトープ治療は治癒率の高さや、抗甲状腺薬と比べ経済的など、非常に優れた治療方法ですが、放射線を使った治療法なので、わずかでも影響が心配される場合にはおこなわれません。具体的には、妊娠している、授乳中、未成年(思春期以前)などがあげられます。

・妊婦
服用した放射線ヨードが胎児の甲状腺まで破壊することなど、将来に影響を及ぼすことを考慮しておこないません。ただし、放射線ヨードが将来生まれる胎児の遺伝子へ影響することはまったくありませんので、治療後に妊娠や出産をされても問題はありません。

・授乳婦
母乳のなかに服用した放射線ヨードが出ます。乳児の甲状腺が破壊されるなど、影響を及ぼしてはいけないので実施しません。授乳中の方で、甲状腺治療を希望される場合には薬物治療や、手術療法が採用されます。

・思春期以前の小児
甲状腺の原因が解明されていないのと同様に、アイソトープ治療も将来に及ぼす影響についてはっきりとわかっていない部分があります。
さらに、旧ソ連のチェルノブイリ原発での事故後、周辺地域の若者に甲状腺がんが多く発症したことからも分かるように、発がんリスクを考え、一般的には小児や未成年にはおこなわれません。

安全が確立されている治療方法

放射線と聞くと被爆やがんの心配をする人も多いと思われます。
しかし、副作用とされている「甲状腺がん」や「白血病」の発症率は、統計的に見ても極めて低く、心配する必要はないことがわかっています。さらに、甲状腺がんを発症する割合は、放射線を使うアイソトープ治療を受けた人と、受けていない人との間に差がないことも実証されています。

アイソトープ治療は薬物療法と比べ、治癒率の高さや、効果の即効性、再熱の可能性が低いなど非常に有効な治療方法といえます。また50年以上の歴史ある治療法で、さまざまな検証の結果、安全面においても優れた治療法でもあります。上にあげた方たちでも、治療を受けられる場合もありますので、まずは主治医に相談してみてください。

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