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バセドウ病の手術療法について

早期の寛解が見込める手術療法

バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
手術療法では、その大元である甲状腺の一部を切除し、過剰にホルモンを作らせないようにするのが目的です。単純明快な治療法ですが、薬物療法、アイソトープ治療より歴史は長く、高い成績をあげている治療方法です。

しかし、最近は早期発見・早期治療の傾向が強まっているうえ、優れた抗甲状腺薬が登場しているため、手術療法は第3選択肢の位置づけとなっています。なお、手術療法が適応されるのは、抗甲腺薬を服用できない、または服用しても治る・寛解する見込みがない、アイソトープ治療がおこなえない、早期の寛解を希望する場合です。

手術方法について

一般的な手術では、甲状腺の両端を1〜2gほど残し、中央部分は切除します。
両端を残すのは、副甲状腺があることや、発声にかかわる反回神経や血管を傷つける恐れがあるのためです。手術は頸部の局所麻酔、あるいは全身麻酔でおこない、甲状腺の大きさなどによって違いがありますが要する時間は、1〜2時間程度の短い時間ですみます。

切開の仕方も色々と工夫がされ、現在では首の付け根近くのしわに沿って切開するので、時間がたてば傷跡はほとんど目立たなくなります。また、手術になりますので、当然入院が必要ですが、1週間ほどで退院となります。

切除しすぎは低下症の恐れも

手術療法は医師の適切な判断でおこなわれれば、約80%〜90%の人が、その後薬を服用しなくてもよくなり、再発の心配も低くなります。しかし切除量が多すぎるると、甲状腺機能低下症になる恐れがあります。また、加齢と共に甲状腺機能に異常が生じることもまれにあります。

バセドウ病の治療では、いつくかの方法がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
また望んだ治療が状況により適応されないのこともありますので、主治医とよく相談し治療方針を決めることが重要です。

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