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眼球突出の治療

バセドウ病専門の眼科医の治療が必要

眼球突出は、バセドウ病の治療だけでは改善が難しいため、甲状腺専門医と専門の眼科医による連携治療が必要となります。眼科では目の症状を細かく調べ、障害の度合いとタイプを判断したうえでその人に合った治療方針を決めます。治療方法は「放射線照射治療」「副腎皮質ホルモン薬治療」「手術療法」の3つが主になります。

放射線照射治療

眼球突出が強い人や複視のあるなど、症状の重い場合におこなう治療方法です。
「リニアリック」という放射線照射装置を使い、体積の増えた外眼筋組織、後眼窩脂肪組織に対して放射線を照射します。

目の周辺組織への影響を避けるため、弱い放射線の照射を使い、何回かに分けておこないます。この治療では外眼筋の炎症が抑えられ、眼球突出やまぶたのむくみも解消されます。

副腎皮質ホルモン薬(ステロイド)による治療

眼球突出は自己免疫によって外眼筋や後眼窩脂肪組織が炎症が生じるためにおこる症状です。
この治療では、プレドニゾロンなどの副腎皮質ホルモン薬を使い、炎症を和らげる治療方法です。

投与は症状に応じて選択されるますが、「服用」「点滴」「眼球後方への注射」の3つがあります。他の治療法をおこなっている場合も、症状の緩和を目的に副腎皮質ホルモン薬治療を併用することがあります。副腎皮質ホルモンは副作用が出やすい薬なので医師の指示に従うことが大切です。

手術療法

放射線照射治療がおこなえない人や、副腎皮質ホルモン治療をおこなっても改善がみられない場合におこなわれます。手術では、目の奥の眼窩の壁の一部を切り取り、脂肪も取り除き、眼の奥のスペースを広げ圧力をさげる方法と、外眼筋の癒着した組織をはがし、傷んだ部分を調整する2つの方法が主に採用されています。高度な技術が必要ですが、術後は突出の状態もたいへんによくなる治療方法です。

しかし手術療法は、どこの眼科でもできるわけではありませんので、主治医のアドバイスに従って、バセドウ病専門の眼科医の治療を受けることが必要です。

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