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橋本病(甲状腺機能低下症)とは?

甲状腺機能低下症の代表

橋本病は日本人の名前の付いたもっとも有名な病気で、世界中どこでも「橋本病」で通じます。
バセドウ病と同じように、1912年に初めて論文を発表した医師「橋本策(はしもとはかる)」博士にちなんで名付けられました。また、橋本病は甲状腺ホルモンが減少する病気の代表でもあります。

甲状腺が炎症を起こす自己免疫疾患

橋本病は慢性的に甲状腺が炎症を起こしていることから「慢性甲状腺炎」ともいわれます。
通常、炎症とは細菌やウィルスなどの病原体に感染することによって起こりますが、橋本病の炎症は、自分を攻撃する抗体が甲状腺を攻撃する自己免疫の異常によっておこる炎症です。

未だは解明されていない部分が多い病気ですが、免疫にかかわるリンパ球が甲状腺組織を攻撃しているが原因と考えられています。

潜在性の病気

使用されない甲状腺ホルモンは約2ヶ月分まで貯蔵されます。そのため、抗体が甲状腺を攻撃し始めても、貯蔵が使えるうちはホルモン分泌に異常が生じることはありません。つまり橋本病は首のはれを除き、貯蔵分が使える初期段階ではほとんど症状が現れない潜在性の病気なのです。

しかし、自覚症状がないからと治療をせずに放っておくと、甲状腺の細胞は次々と炎症を起こし、傷つき壊れていきます。結果、下垂体から甲状腺刺激ホルモンが分泌されてもそれに対応することができなくなってしまいます。この段階まで進行すると、甲状腺機能低下症の症状が出始めてきます。

圧倒的に女性に多い病気

甲状腺の病気のなかではバセドウ病より患者数が多い病気です。他の自己免疫疾患と同じく女性に多い病気で、その比率は男性1に対し、女性17と圧倒的です。また、小児にはほとんどみられない病気で、20歳代後半〜40歳代に多く発症しています。

橋本病は症状が出にくい存在性の病気なため、発病していることに気づかない人も少なくはありません。少しでも当てはまる症状があった場合には、甲状腺の専門医に相談してみてください。

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