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無痛性甲状腺炎とは?(原因・症状・治療)

一過性甲状腺機能低下症とは

甲状腺機能低下症には、症状や検査数値が機能低下をの数値を示していても、それが一時的であることがあります。これを「一過性甲状腺機能低下症」といい、その代表例が「無痛性甲状腺炎」です。

原因と症状について

甲状腺に蓄えられている甲状腺ホルモンが、炎症による細胞が破壊によって血液中に漏れでてくることが原因と考えられています。ホルモンが漏れ出ている訳ですから、一時的に甲状腺ホルモンが過剰になります。その結果、甲状腺機能が亢進し新陳代謝も高くなり、動悸、息切れ、頻脈、体重減少、などバセドウ病とそっくりな症状が現れ始めます。

ただし、ホルモンが流失を続けその蓄えが底をつくと、血液中のホルモン量は減少し、次には甲状腺機能低下の症状を呈します。低下症である橋本病の一種にもかかわらず、動悸、頻脈、多汗など亢進症のバセドウ病のような症状が出る厄介な病気です。

原則的に治療の必要はない

無痛性甲状腺炎では特別な治療をしなくても、2〜3週間で症状が改善し、その後半年ほどで全ての症状は消え、検査値も正常化します。また、バセドウ眼症も起きません。 しかし、無痛性甲状腺炎は再発しやすい病気でもありますので、自然に治っても、体調の変化には注意し続けることが大切です。

バセドウ病と勘違いされないために

バセドウ病なのか、無痛性甲状腺炎なのかを正確に判断するには、放射線ヨード摂取率検査が有効です。バセドウ病なら30%〜80%といった高い数値を示しますが、無痛性甲状腺炎では5%以下という非常に低い数値が出ます。症状がバセドウ病と似ているため、勘違いしやすいので、専門医で精密な検査を受けることをお勧めします。

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