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甲状腺がんの種類や特徴

甲状腺がんの特徴

甲状腺のしこり(結節)のうち、約20%はがんだといわれます。しかし、悪性度のたかいがんは2%にも満たない発生率で、悪性とはいうものの命に関わるのがんはわずかなのです。

また、甲状腺のがんは女性が圧倒的に多く、男性の約5倍といわれます。ほかの臓器のがんと比べ、甲状腺がんは進行が極めて遅く、性状はおとなしいため適切な治療をおこなえばおおかた治すことができます。

悪性腫瘍の種類

甲状腺の悪性腫瘍は「乳頭がん」「濾胞がん」「髄様がん」「未分化がん」「悪性リンパ腫」の5つの種類があります。乳頭がん、濾胞がん、隋様がんは進行が遅い「分化がん」と呼ばれます。

・乳頭がん
甲状腺悪性腫瘍の85%を占めているのが乳頭がんです。進行が遅い部類ですが、成長するに従って周囲の組織に広がり神経の圧迫やリンパ節への転移などを起こすため適切な治療が必要です。

・濾胞がん
甲状腺悪性腫瘍の5〜10%を占めるがんです。濾胞がんはリンパ節への転移することは少ないのですが、離れた部分にある骨や肺に発病直後から転移を起こす特徴をもっています。

・髄様がん
甲状腺悪性腫瘍の1〜2%を占めるがんです。濾胞細胞内のC細胞に生じる悪性腫瘍です。遺伝的な要素が強く、悪性度は乳頭がん、濾胞がんより高く、未分化がんより低い位置づけになります。

・未分化がん
甲状腺悪性腫瘍の1%前後を占めるがんです。悪性度がずば抜けて高く、また進行が非常に早いがんです。治療の選択肢も少なく、死に至る恐れが高いがんといわれています。

・悪性リンパ腫
リンパに生じる悪性腫瘍ですが、橋本病にともなって起こることが多いがんです。適切な治をおこなえば、治しやすい部類のがんになります。

分化がんと未分化がん

人間の身体を作っている細胞は数々のプロセスを経て、組織としてはたらくための能力を身に付けていきます。甲状腺の場合は、甲状腺幹細胞、甲状腺芽細胞、前甲状腺細胞、甲状腺細胞という順番で成長していきます。

初期の細胞は、成長するために、頻繁に細胞分裂を繰り返していきます。この段階で生じたがんを「未分化がん」といいます。逆に一定の成長を遂げ、細胞分裂も少なくなった段階で生じたがんは「分化がん」といいます。つまり、がんは細胞分裂が頻繁で、分化の程度が低い(成長が速い)ほど、転移しやすく悪性度が高いということになります。

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