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甲状腺腫瘍の悪性・良性の特徴

悪性腫瘍・良性腫瘍の特徴について

甲状腺は皮膚のすぐ下にあるため、腫瘍がある程度の大きさになると、慣れた医師が触診するだけで、ある程度のことは判断できます。一般的に良性のしこりは、表面がなめらかで弾力があり、触るとクリクリとした感触があるので触診でも診断がつきます。

一方、悪性の腫瘍では、表面がでデコボコおり、弾力がありません。周辺の組織に癒着していることが多く、指で触っても動かないため触診だけではよくわかりません。

触診だけでは判断できない場合も

こような違いがあるため、良性か悪性かは触診をすることで見極められる場合がありますが、初期段階の小さい腫瘍などは触診では分からないことがあります。そのような場合に、「超音波検査(エコー)」や「穿刺吸引細胞診検査」をおこない確実な診断をくだします。

超音波検査

超音波検査では、まず腫瘍の存在を確認し、しこりが単体か複数か、また性状や周辺の組織への影響などを調べていきます。しこりの性状や、触診でわからない数ミリの小さな腫瘍まで識別できるため、がんの早期発見に威力を発揮します。

なお、しこりが整った形をしていてはっきり映り、他の組織との境界線もなめらかである場合は良性の腫瘍です。超音波検査は90%の確立で、良性か悪性かを正しく見極めることがでる非常に有効な検査方法です。

穿刺吸引細胞診検査

穿刺吸引細胞診検査では、超音波検査機器で腫瘍を確認しながら、皮下注射に使われる細い針を腫瘍に直接刺すことで細胞を採取します。採取された細胞は、病理の専門医が顕微鏡で調べ腫瘍の性質を判断をします。この細胞診によって乳頭がんなどは、ほぼ100%の確定診断ができるので、良性か悪性かを見極める決め手となる検査方法です。

このように、超音波検査と穿刺吸引細胞診検査との併用によって、甲状腺腫瘍が良性か悪性かの確実な判断をすることができます。

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