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結節性甲状腺腫の薬物療法

腫瘍の肥大を抑えることが重要

良性腫瘍では、症状がなければすぐに治療をしなくても、身体に悪影響を及ぼすことはありません。
日常生活にも支障は起きず、中には腫瘍を抱えたまま、一生を過ごす人もいます。しかし、腫瘍をそのまま放置しておいていいといことではありません。甲状腺腫瘍はたとえ良性であっても、この先絶対に悪性化しないとは言いきれない部分があるのです。

そのため、結節をこれ以上肥大化させない、そして可能であれば小さくすることが結節性甲状腺腫の治療のポイントとなります。

治療には段階がある

治療にはいくつかの段階があります。まず甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌を抑えるチラージンSなどの甲状腺ホルモン薬を約半年間服用し、腫瘍が縮小に向かうかを観察します。薬物療法での効果が得られない場合には、エタノールで甲状腺の細胞を固める「エタノール注入方法」や、甲状腺を切除する「手術療法」が適用になります。

治療は薬物療法から始まる

ホルモンの分泌を促す甲状腺刺激ホルモン(TSH)には、腫瘍細胞の増殖を促し、腫瘍を大きくしてしまう特性があります。そこで、甲状腺ホルモン薬を服用し甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌を抑えて、腫瘍細胞の増殖を防ぎ、腫瘍を小さくする治療をおこないます。

しかし、結節ができる原因は様々で、甲状腺ホルモン薬の服用で結節の大きさが半分以下になった人は、全体の20%にすぎません。また、触ってもわからないぐらいの大きさまで縮小するケースは全体のわずか5%ですから、甲状腺ホルモン薬にはあまり期待はできません。
しがたって、甲状腺ホルモン薬の服用は効果の有無を確認する半年程度とし、その間に手術を含めたその後の治療について決定していく流れになります。

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