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放射線照射療法

未分化がんに効果的な治療放射線照射療法

甲状腺がんのなかでも悪性度の高い未分化がんは、「1年後の生存率が10%以下」といわれるほど進行が速く、腫瘍は急速に拡大していきます。また、早期発見・早期治療が難しいうえに、他の臓器に転移しやすい性質もあるがんです。

この未分化がんの治療は手術療法が第一選択ですが、そのほかに抗がん剤を使用した「化学療法」と「放射照射療法」が並行しておこなわれます。

放射線外照射療法について

放射照射療法というと、バセドウ病で用いられるアイソトープ(放射線ヨード)と勘違いする方がいますが、これと別の治療方法です。バセドウ病の場合、放射線ヨードを服用し、ヨード内に含まれるβ線によって細胞を破壊する治療で、亢進症によって肥大化した甲状腺を縮小させるのが目的といえます。

一方、甲状腺がんの放射照射療法は、放射線照射装置を使い体外からがんに放射線を照射する治療法で、「放射線外照射療法」とも呼ばれています。具体的には、リニアックなどの放射線を照射する装置で、頸部の外から放射線を当て、がんを焼き消すことが目的です。

この装置は、「高エネルギーX線治療装置」といい、レントゲンなど診断のために用いられるX線検査装置の、1000倍のエネルギー照射をすることができます。 この治療法は、転移しやすい性状をもつ未分化がんや、悪性リンパ腫の治療に非常に有効な治療法といわれています。

未分化がんでは臨機応変な治療が必要

未分化がんや悪性リンパ腫は、腫瘍の大きさ、転移の場所や速度が千差万別なため治療の方法も一様でありません。それぞれの症状と状況に応じて、手術療法、放射線外照射療法、化学療法をどのようにの組み合わせるかが、完治へ向けた治療のポイントになります。

それぞれに、メリット・デメリットがありますので、主治医とよく相談しながら適切な治療法を選ぶことが重要といえます。

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