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単純性びまん性甲状腺腫(原因・症状・治療等)

若い人がかかりやすい病気

成長期を迎えた若い人によくみられる「単純性びまん性甲状腺腫」は、言葉の通り単に甲状腺全体がはれているだけの状態です。したがって甲状腺ホルモンの生成・分泌などの甲状腺機能に異常はく、痛みなどの症状も現れることはありません。

原因と症状について

年齢的には、10代の成長期を迎えた若者に多くみられます。 成長期は新陳代謝がとても激しいため、大量の甲状腺ホルモンを必要とします。 甲状腺はこの要望に応えようと、いつも以上に頑張ってはたらき、甲状腺ホルモンの生成・分泌をおこないます。
この一連のオーバーワークが重なることが主な原因と考えられています。

単純性の甲状腺腫の場合、甲状腺ホルモンは亢進しますがすぐに消費されるため、バセドウ病のような症状はなく、当然自覚症状もありません。また、甲状腺のはれもそれほど大きくならないまま時間の経過と共に治ってしまうので、基本的に治療の必要はありません。

基本的に治療の必要はない

先程も述べたように、単純性の甲状腺腫は治療の必要がありませんが、思春期は何かと見た目が気にになる年頃のため、のどのはれを気にする方も少なくはありません。
このような場合には、チラージンSなどサイロキシンを補充する少量の甲状腺ホルモン薬を服用しますが、甲状腺のはれを引かせるには数ヶ月間の時間を要します。
また、厄介なことに服用を止めると再び甲状腺がはれてくることがあり、この治療はあくまでも一時しのぎ程度の効果と考えるべきです。

完治後も経過観察が必要

単純性びまん性甲状腺腫になる方は、将来的に亢進症のバセドウ病や低下症の橋本病など、甲状腺になんらかの異常がおきる可能性があることも否定できません。

単純性びまん性甲状腺腫と診断されたら、完治してからも定期的な血液検査や超音波検査をおこない、甲状腺機能のチェックや、はれの状態を確認するなど経過観察をしながら必要に応じた治療をおこうことで、将来、甲状腺機能異常を起こす可能性を低くすることが重要です。

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